食と向き合うということ

昨日は、お誘い頂いて、京都&大阪へ行ってきました。

京都も桜はもう見頃は過ぎていたけれど、ピンク色の絨毯が逆にとてもキレイで。

緑とピンク色のコントラスト、大好き♪


うちのサロンのすぐ近くにあり、いつもお参りさせて頂いている石清水八幡宮様の、本宮へご挨拶させて頂きました。


そして今回の目的、『神様ごはん』のゆにわさんへ。


調理する前に祈りを捧げて、感謝の気持ちを持って。

素材の声を聴きながら調理するお料理。


とてもいいよ。


と友人が連れて行ってくれました。

ゆにわさんが、一番に大切にしている、おむすび。


このおむすびが、多くの人達の人生を変えて行くそうです。


森のイスキアの故佐藤初女さんの、おむすびも有名でしたが…。

おむすびが持つ力は、特別なものがあるのですね。


特別なお米で作られた、おむすび。


価値がつけられないから、お代はいただかない。

深い想いが込められています。

お店の方のお話を伺いながら、亡き祖母の事を思い出していました。


祖母は、台所には神様がいると言い、毎朝&夕方にご飯を炊き、コンロにご飯のお供えをして手を合わせていました。


そして、素材の声を聴いて調理する事。

そうすれば、美味しい料理が作れるから。


と、教えてくれました。


それは、今も私の中に生きていて、料理を作る時は事前に内容を決めるのではなくて、買い物の時に野菜を見ながら決めています。

だから、サロンカフェやコラボ講座で料理をお出しする時は、ギリギリまでメニューが決まらない。。。

実家を出てから、コンロにご飯をお供えする習慣の事は、すっかり忘れてしまっていたけれど。


若い頃の私は、一日2回もご飯を炊いて、余ってしまった冷たいご飯を食べる祖母を見て。

「何でそこまでしなきゃいけないんだろう。」

と思っていました。


でも、沢山の人が、祖母の料理を美味しいと言い、同じレシピでも真似する事が出来なくて。


祖母は、多くの事は語らなかったし、ゆにわさん程こだわっていた訳ではなかったと思うけれど。


皆の心を掴んだ料理は、食への姿勢が生み出した味だったからなのだなぁ。


と、改めて今日思いました。


こんな身近なところで、大切な事を教えてくれた人がいたことに。

改めて感謝の気持ちでいっぱいになりました。


大好きだった尊敬する祖母は、亡くなった今でも、沢山の事を教え続けてくれています。


これからキッチンに立つ時、また違った気持ちで食材と向き合い、神聖な気持ちで料理をする事が出来そう。


連れて行ってくれた友人に感謝。


それでは、今日も良い一日を♪

0コメント

  • 1000 / 1000